Speedfloは最も先進的な反応性スパッタリングプロセスコントローラであり、反応性スパッタリングをフィードバック制御にて制御することよりスパッタリングレートの改善、複数のガス導入系(マルチゾーン)をリアルタイム制御する事による均一性の改善および正確なプロセスの監視等を行うことが可能になります。 先進的なフィードバックコントローラで反応性スパッタリングプロセスを最適化 成膜レート・膜質・プロセスの安定性を改善します。

特徴

Speedfloのハードウェアおよびソフトウェアはプロセス現場からの要求に応じて進化してきました。 熟練した技術者により全てのSpeedfloは組立てられており出荷前の厳しい品質検査に合格した物を出荷しています。

蓄積したプロセスノウハウを駆使し、リモートアシスタントからオンサイトサポートまで、 お客様に合わせた多様なサポート体制を提供しています。

反応性スパッタリング制御技術においてマーケットを先導する事を目的とし日々進化を継続しています。

新しい技術を積極的に取込み常に開発を継続する事で機能向上を図り、お客様にとってより有益なコントローラを提供する事を目指しています。

主なラインナップ

スピードフロ・スタンダード(標準タイプ)

プラズマモニタ最大搭載可能数が4台の標準タイプ
●ポート数 : 入力 x 8、 出力 x 8
●入力信号オプション : プラズマモニタ(最大4)/ターゲット電圧/ラムダセンサ 等
●マスフローコントローラポート : 最大8台

スピードフロ・ミニ(小型・低価格タイプ)

プラズマモニタ最大搭載可能数が1台の小型タイプ
●ポート数 : 入力 x 2、出力 x 3
●入力信号オプション : プラズマモニタ(最大1)/ターゲット電圧/ラムダセンサ 等
●マスフローコントローラポート : 最大8台

スピードフロ・CCD(分光器タイプ)

分光器を使用した研究開発向けタイプ

●入力信号オプション : 上記CCD以外に、プラズマモニタ(最大3)/ターゲット電圧(最大8)/ラムダセンサ(最大8) 等、但しCCDセンサに4チャンネル使用、最大8チャンネル
●マスフローコントローラポート : 最大8台

スピードフロとは

スピードフロ構成例

各チャンネルは独立して動作しているため、ターゲット上の異なる領域や全く違う別の装置のプロセスを同時に制御することが可能です。また、各チャンネルの入力信号は組み合わせて使用することも可能です。 これにより長時間の生産プロセスにおけるプラズマシフトの問題に対応できる可能性もあります。

プロセスコントロールソフトウェア

スピードフロにはプロセスコントロールソフトウェアが含まれています。プロセスコントロールソフトウェアでは、スピードフロ本体へのパラメタの設定およびプロセスの監視を行うことができます。また、Windows DLLソフトウェアも同梱されており、これによりユーザ独自のソフトウェアの開発を行いスピードフロと通信することが可能になります。

スピードフロ動作原理

マグネトロンスパッタリングにおける反応性スパッタプロセスではターゲット表面が反応物質に覆われてしまい成膜レートが極端に落ち込むという現象が発生します。この現象を抑えるためにはプロセス状態を監視しながらリアルタイムで高速なガス流量の調整を行う必要があります。スピードフロは各種センサの入力信号を高速なアルゴリズムで解析し適切なガス量を高速に行うことで、ターゲット表面の反応物質による膜を可能な限り少なくし、成膜レートの向上を実現します。

プラズマエミッションモニタの構成例

動画紹介

Speedfloのご紹介

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